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 再婚子持ち国際結婚

大学助教授  栃木 宗嗣

国民を登録しているから国家が存在していると言える。自分自身の証明の基本として、しっかりした戸籍台帳を持つ国は先進国で日本ぐらいであろう。 しかし自分を証明する時、免許証以外に第三者に対し絶対と言える証明が出来るだろうか、保険証や社員(在職)証明書、クレジットカードなどが 絶対とは信じがたい、運転免許証やパスポートを所有していない人は、戸籍謄本(抄本)なる書類を入手して自分を証明するしかない。
戸籍には両親の事や生年月日、生まれた場所などが記載されていて、世界に誇れる国民登録制度であるが、韓国や中国、台湾は戸籍の他にに写真や指紋 が登録されている身分証明書の発行が存在する。
戸籍は文字通り結婚や出産(人口が増える)死亡は必ず記載される、余計な文言が書き込まれる事も希にあるが、概ね最低限の個人情報の台帳 と思えば致し方ない、戦時中の空襲による大都市部の戸籍台帳消失でも、8割以上を回復させた国家の重要なデータである。
離婚をすれば離婚とはっきり記載され、何故だかおまけにバツも付く、子供がいる事もその父親が外国人である事もバレバレで全部全部判ってしまう。

恋愛期間に男性は随分嘘をつく事がある、少なかれ女性も同じである、この嘘は両性(男女)の本能がさせる嘘として、動物の社会にも存在 している、自分を強く見せたり綺麗に飾り付け(鳥類など)たり、自身は空腹でも雌に食料をプレゼントする動物は多い。
結婚を考えている男女は、自然に嘘の内容が変化して行く。カツラを付けて一緒に生活できないし、貯金がないのも何れ知られてしまうからだ。しかし、戸籍 の嘘は「動物の本能でした」とはいかない、「騙していた」と非難され、破局を迎えるのだろうか?つまらない破局と思えるが、過去の事実や戸籍のせいではなくて、 相手に隠していた事の結末を想像すれば、リスクの高い嘘は弁護側も苦戦してしまう。
清らかでロマンチックで、二人だけの甘い生活が始まり、誰にも新婚家庭が邪魔される事なく、新しい夫婦生活を夢見ている時に、隠し子や元の愛人が現われる と誰が想像出来ようか。
最初に男と女は適度に隠し事や嘘をつくものだ、しだいに許し合い自然に納得出来る範囲で妥協し、やがて落ち着く。
このプロセスは、二人が同じレベルの(許容範囲)場合にトラブルとならない。

しかし、恋愛期間の早くに、自分の過去や事実を何もかも話してしまう相手に遭遇すれば、注意しなさい。
「こんな私ですが、結婚して頂けるでしょうか?」 「だめならサッサと他の人を捜す事にします」と言葉に出さず続いていそうである。
今この世にあなたしか存在しない、あなた無しでは生きて行けない、だから本気になっている恋人はつい隠し事や嘘をついてしまう。矛盾していてもそう思いたい。


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